編集力をアップさせるための書籍・スライド・つぶやき
公開: 2019/8/14 更新: 2020/12/16
SaaSの完全セルフサービス実現のためには、ヘルプの充実が欠かせない。ヘルプの更新・新規作成を進めていると「編集力」の重要性を痛感する。ヘルプの目的を”ユーザーに行動してもらうこと” ”ユーザーに再訪してもらうこと”と定義しており、目的達成のために「編集力」が必要だと感じるのだ。
「編集力」によって魅力的なヘルプサイトを構築・運用できれば、ユーザーは困りごとを自己解決できる。そして、次に困ったときにヘルプへの再訪が見込める。このエントリーでは、自分が参考にしている「編集力」アップのための情報をまとめておく。
書籍 #
スライド #
つぶやき #
■編集者が見る「わかりやすい文」を書く方法
— 澤山モッツァレラ💉💉 (@diceK_sawayama) September 4, 2018
・骨格となる論旨を箇条書きする
・それをガイドに書き始める
・一旦、思うがままに筆を走らせる
・一通り終えたら以下の通り推敲する
・形容詞を削る
・形容詞を削る
・形容詞を削る
・形容詞を削る
・形容詞を削る
劇的にわかりやすくなります。ぜひ
アレもコレも書きたくなりがち症の対策としてワシの場合、下記がやりやすい。
— ふじじゅん🍢 (@fujijun89) July 29, 2019
①「1コンテンツ1メッセージ」で伝えたい結論を決める
②文章のゴールを決める
③タイトルにする
④結論を支持しうる情報から必要なものだけ抜き出す
⑤↑小見出しとして骨子にする
⑥小見出しに本文を肉付けしていく
説明書など、内容が難しそうな物を
— ホリウチ ショウゴ (@syo_design) July 16, 2019
デザインする時に簡単そうに見せられるポイント
・フォントは丸ゴシック
・図形は角丸にして親しみ感
・アイコンを入れる
・文字間は広めにとる
・暖色を使ってみる
・強調箇所は太めのマーカー
これだけで、簡単そうに見えて
難しさのハードルが下がるマジック。 pic.twitter.com/DtMNlY2WbU
書くときの必勝法は「そのことだけを考える時間を確保する」ってこと。「なに食べようかな、あのメール返してないな、請求書出さなきゃな、犬に餌あげたかな……」って状態のときにいい原稿は書けない。1時間なりをブロックしたら書きたいテーマのことだけ考える。その時間と空間を確保できれば勝ち。
— 竹村俊助／編集者 (@tshun423) October 2, 2019
ウェブは「読む」のではなく、「ざっと見る」ものであることが数多くのユーザビリティの調査結果から証明されている。ウェブの文章を書くのなら、この事実を認識しておくべきである。
— ヤコブ・ニールセン - ユーザビリティ知見集 (@jakob_usability) August 22, 2019
編集者が考える駄目な文章あるある
— 五ノ井 / baigie inc. / ライター&ディレクター (@gonoiippei) October 10, 2019
・やたら一文が長い
・主語が不明
・「の」「が」「は」が一文に複数存在
・修飾語と被修飾語が日本とブラジルくらい離れてる
・形容詞多すぎ
・接続詞使わなさすぎて文脈が行方不明
・接続詞使いすぎてリズムが死
ひとまずこれらがあるあるとして思い浮かびました
会社の人から聞いた製品をアピールするコピーのコツ。
— 五ノ井 / baigie inc. / ライター&ディレクター (@gonoiippei) October 17, 2019
・機能とメリット
だけでなく
・メリットを享受できる会社（人）の状況
も書くこと。
例えば『組織構造が複雑な大企業（状況）でも○○（機能）で●●（メリット）に』みたいな。
ただ文字数が増えるリスクがあるので、バランス感は要精査
保存版|
— 今井晶也 | CEREBRIX (@M_imai_CEREBRIX) September 9, 2019
トークだけじゃない！成約率を高める提案書作成ガイド
タイトルは顧客視点
何をだけでなく何故やるかを記す
導入必要性が論理的
実現可能性に説得力がある
視認性が高いグラフや表
社内回覧前提の言葉選び
1スライド1メッセージ
見積は最後
最後から見ても主張に辻褄があう#顧客開拓メソッド pic.twitter.com/zb5Sxxq5YS
さらには
— sogitani / baigie inc. (@sogitani_baigie) November 20, 2019
・言うまでもない当たり前のこと
・前後の文脈で分かること
・前に説明したことのただの言いかえ
・同じ言葉の重複、繰り返し
これらを駆使し、最初に書いた文章から、情報を減らさず文字量をさらに半分に削ろうとすると、良い文章になりやすい。